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フリーちんどん・のまど舎 『蔦紅葉宇都谷峠 音楽』
¥1,980
CD [ROJI-001] 2015年7月3日発売 1,800円+税 ---推薦コメント--- 「うん、これは新しいし、いい音だと思う。セリフも当たり前のように入って違和感なし。不思議な前衛だな!」 坂田明(ジャズサックス奏者) 「集まれ、集まれ~とちんどんの紙芝居的な誘いかけに始まるこの音源たち。 郷愁感と遊び心が同居した演奏に、役者たちの立ち回りまでもが音になり聴こえてくる。とても価値あるプロダクションだ。」 ヒゴヒロシ(ミュージシャン・DJ / 渋さ知らズ etc.) ---------------------- ちんどん屋でありながらロック、ジャズ、即興演奏など、それぞれに異なるバックグラウンドを持つメンバーによって構成される“フリーちんどん・のまど舎”。 ライブハウスやイベントでの演奏をはじめ、街頭宣伝、慰問公演、ワークショップ、劇伴など、その活動は多岐にわたる。 本作には、2012年静岡県藤枝市大旅籠柏屋、2014年藤枝市内野本陣跡において行われた歌舞伎原作の演劇公演「現代版蔦紅葉宇都谷峠」のために制作された楽曲、全9曲を収録。 堀込美穂(アコーディオン)、渡辺康蔵(サックス・フルート)、紺野将敬(ちんどん太鼓)の3人が中心となり奏でる音世界は、古典的でありながら、同時にアバンギャルドでもある。歌舞伎原作であることから日本的であることを意識しながら、無国籍風ちんどん、フリージャズ、ナレーション入りの楽曲まで、意欲的で刺激的なサウンドが生み出された。
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アサダワタル 『歌景、記譜、大和川レコード』
¥2,200
CD [ROJI-002] 2,000円+税 何気ない暮らしに埋もれる「音楽」を掬いあげよう。 日常編集家・アサダワタルが織りなす、歌とサウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトアルバム。 ポストロックバンド「越後屋」や電子音響ユニット「SjQ」のドラマーとして、またソロ名義「大和川レコード」として、関西を中心に実験的な音楽・アートシーンで活動してきたアサダワタルによる10 年ぶりのソロアルバム。 美しくもどこかクセがある歌と、その歌を取り囲む日常生活のサウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトワークは、新たなアシッドフォークのスタイルとして音楽の可能性を押し広げる。また、リズムに独特な揺らぎがあるドラマーならではのソングライティング、文筆家としても活動するゆえの言葉の選び取り方にも注目してほしい。 レコーディングエンジニアに、テニスコーツや三田村管打団?の録音で知られる西川文章を迎え、ナガオクミや中尾眞佐子(INDIAN NO ECHO SIGN BINE NO!)ら、関西在住の女性ボーカルたちとのコラボレーション曲も収録。ライナーノーツは、かえる目のリーダーとして知られ、『うたのしくみ』(ぴあ)など音楽関連の批評家としても知られる細馬宏通が執筆を担当。 また本作は、暮らしの中に潜む何気ない現象や人の振る舞いを「表現」という視点から丁寧に綴ったエッセイ集『表現のたね』(モ*クシュラ)と同時発売となる。書籍とCD アルバムという異なる作品がゆるやかに連動する希有な演出により、ジャンルを問わず多様なクリエイションに携わってきたアサダ独自の世界観を提示する。 ぜひ、彼の歌が織りなす景色=「歌景(かけい)」を、全感覚を研ぎ澄まして受け止めほしい。 ------- アサダワタル 1979 年大阪生まれ。ミュージシャン、作家。音楽と言葉を駆使して、何気ない暮らしに埋もれる「表現」 に光をあてる、自称 “日常編集家”。 2002 年、バンド「越後屋」のドラマーとしてくるり主宰レーベル NOISE McCARTNEY RECORDS より 2 枚の CD をリリース。2003 年以降、サウンドユニット「SjQ」(HEADZ/cubicmusic) のドラム担当と平行し て、ソロプロジェクト「大和川レコード」始動。70 年代アシッドフォークを彷彿とさせる弾き語りをベ ースに、サウンドスケイプの採集、カセットテープやテレビモニターを使用した実験的なライブパフォ ーマンスを展開。2005 年に自主レーベルより 1stCD『選び採取れた日常』をリリース。しかし、2008 年 に横浜 BankART1929 での単独公演後、積極的なソロ活動を中止。以降、全国各地で地域コミュニティに 関わるアートプロジェクトの企画演出や、小学校や福祉施設を舞台にした音楽ワークショップを実施す るなど、より日常生活に根ざした音楽活動に移行した。2010 年以降、これらの特異な経験を踏まえて「表 現と日常」をテーマにした一連の著作を発表。著書に『住み開き 家から始めるコミュニティ』(筑摩書 房)、『コミュニティ難民のススメ 表現と仕事のハザマにあること』(木楽舎)、『表現のたね』(モ *クシュラ)など。現在は、「アサダワタル」名義でのソロ活動を再開しつつ、「SjQ++」のドラマーと して音楽、メディアアート双方のシーンでライブパフォーマンスを行ない、2013 年にアルス・エレクト ロニカ、サウンドアート・デジタルミュージック部門の準グランプリを受賞した。
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石井みつこ 『a wonderful world』
¥1,080
アーティストブック 判型:A5判変型(183mm×183mm) 仕様:並製、28ページ、フルカラー 定価:1,000円+税 編集・発行:路地と暮らし社 油彩画展「a wonderful world」(2016年/サロン薔薇と迷宮)および「a merry-go-round」(2015年/やっち)で発表した作品を収録。 石井みつこ 1974年 岡山県倉敷市生まれ。山口大学教育学部中学美術科卒業。倉敷芸術科学大学油彩画にて1年間研修生。 受賞歴: 08年シンジュクアートインフィニティ入選、山口県美術展優秀賞 他多数 主な展覧会: 16年「a wonderful world」(サロン薔薇と迷宮) 15年「a merry-go-round」(やっち) 11・12年「食べる。」(アートスペース油亀) 09年「シアワセの単位」(アートスペース油亀) 08年「そのゆくさきは」(シファカフェ) 06・07年「出石芸術百貨街」(岡山市北区出石町) 他多数
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石井みつこ 『食べる。』
¥1,080
アーティストブック 判型:A5判変型(136mm×210mm) 仕様:並製、28ページ、フルカラー 定価:1,000円+税 発行:アートスペース油亀 油彩画展「食べる。」(2011年)で発表した作品を収録。 石井みつこ 1974年 岡山県倉敷市生まれ。山口大学教育学部中学美術科卒業。倉敷芸術科学大学油彩画にて1年間研修生。 受賞歴: 08年シンジュクアートインフィニティ入選、山口県美術展優秀賞 他多数 主な展覧会: 11・12年「食べる。」(アートスペース油亀) 09年「シアワセの単位」(アートスペース油亀) 08年「そのゆくさきは」(シファカフェ) 06・07年「出石芸術百貨街」(岡山市北区出石町) 他多数
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アサダワタル 『表現のたね』
¥1,620
SOLD OUT
書籍 発行:モ*クシュラ 判型:四六判変型 仕様:並製、208ページ 定価:1,500円+税 装丁:石黒潤(FRASCO) 2012 年「住み開き 」(筑摩書房)、2014 年「コミュニティ難民のススメ 」(木楽舎)、独自の批評的眼差しで社会に風穴を開け続けるアサダワルの著作第3作は日常×表現。 「表現」を美術館や舞台の上にだけ見つけに行くのではなく、何気ない日常の中にもその萌芽(たね)を見つけ出すことができるならば。 そのための気づきをアシストし、すべての人が「表現」に対する当事者性を獲得することを願って書かれた本書は、アサダワタルの日常のなかから紡がれた23編の物語が収録されています。 なお、本書は歌とサウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトアルバム「歌景、記譜、大和川レコード」(路地と暮らし社)と同時発売。 「表現とはなにか?」「表現とはいったい誰が扱うものなのか?」そんな問いを根幹に持ち続けながら、様々なフィールドで活動をしてきた著者ならではの表現論としての風景/歌景。ぜひお楽しみください。 ------------------ 1章 記憶 表現のたね/ホトリの偶然/選び採取られた日常/インサート・リライト/ズレの創作 2章 感覚 秘密のボタン/家具を鍛える/音楽と言葉が織りなす共感覚/免許講習演劇/椅子を置く/観光者のまなざしを手に 3章 揺らぎ 捨てずに離れる/信仰に裏切られたこと/ショーしゃんの45日間/通院と旅/ピンクフラミンゴが見えるあの小屋から 4章 フローな日常 炊飯の境目/掻くこと/カテキョーと応援/25cm の風景/バック転 改め 園芸屋の撒水/駅は育む(カメラ、カメラ、カメラ !/穴/本のチカチカを読む/待ち合わせグッズ)雨の「通過」表示 解説=佐々木敦(批評家) ------------------ アサダワタル 1979年大阪生まれ。作家、ミュージシャン。 言葉と音楽を駆使して、何気ない暮らしに埋もれる「表現」に光をあてる、自称 “日常編集家”。2002年、バンド「越後屋」のドラマーとしてNOISE McCARTNEY RECORDSよりCDをリリース。2003年以降、サウンドユニット「SjQ」(HEADZ/cubicmusic) のドラム担当と平行して、ソロプロジェクト「大和川レコード」始動。2005年に自主レーベルより1stCD『選び採取れた日常』をリリース。2000年代後半は、地域コミュニティに関わるアートプロジェクトの企画演出や、小学校などを舞台にした音楽ワークショップを実施するなど、より日常生活に根ざした音楽活動に移行する。2010年以降、これらの経験を踏まえて「表現と日常」をテーマにした著作『住み開き』(筑摩書房)『コミュニティ難民のススメ』(木楽舎)などを発表。
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